クルマの開発に直接携われることです。出身地であるマレーシアの大学で勉強をしていたときに、自動車製造工場で3カ月間のインターンシップを経験し、主に図面を作成する仕事をしていました。そこでほぼ毎日、工場で塗装や組み立てが行われているのを見て、新車の開発についてもっと学びたい、体験したいという好奇心が高まりました。
そして、日産車を開発している当社は技術的にどんどん発展し続けているので、自動車の開発・技術について多くのことを学べると考え、当社に就職することを決めました。入社してから毎日、少なくとも1つ以上は新しいことを学んでいるので、自分の希望通りでとても良かったです。

私は新車開発の組み立て技術部門を担当しています。試作段階では、プロジェクトチームと一緒に車両組み立て工程に関連するすべての計画・解析を行い、量産段階で生産ラインが問題なく円滑に進むように、各部品の組み立て作業性、設備の成立性、車両の組み付け品質などの検討も行っています。
試作段階では、多くの問題点や課題などを検出し、お客さまに高品質な製品をお届けするためだけでなく、工場の組み立てオペレーターの負担を軽減するためにも、課題が完全に解決するまで積極的に対応しています。すべてが解決し、再発しないようにコントロールできるようになったときには、達成感とやりがいを感じています。

入社2年目から新車プロジェクトに携わることになりました。試作の段階で、外装の合わせ品質に関する検証を任されましたが、初めての業務なので検証方法がわからず、課題の根元的な原因もわからず、行き詰ってしまいました。しかし、私の周りにはエキスパートがたくさんいるので、気軽に相談してヒントを得ることができ、課題解決につなげられました。フレンドリーな環境で上司や先輩からアドバイスをもらえるので、安心して仕事を進められます。最終的にこのプロジェクトは、本部長優秀賞として表彰を受けることができ、自分の頑張りが認められてとてもうれしかったです。自分のキャリアや経験を積めることができる職場だと感じています。