開発領域(業務紹介)
クルマは多くの部品やコンポーネントから構成されています。それらをクルマとしてまとめ上げるには、とても高い技術が必要です。私たちは、開発に関わる全ての領域において、クルマを構成する全ての部品やコンポーネントを開発することができると共に、1台のクルマを責任を持って開発し、まとめ上げる技術を持っています。
デザイン
魅力あるデザインの実現を目指して、デザインモデル、量産デザイン、最終デザインデータの開発、およびプロダクトクオリティの保証業務を行っています。
車両プロジェクト統括
車両開発全体を取り纏め(原価・品質・性能など)目標達成を推進し、また快適な空間や効率的なパッケージングによりさまざまなアイデアを具体化しプロジェクト全体計画を纏めています。
車体設計
車体部品を設計しています。デザインデータをもとに、強度・耐久、安全性能、静粛性など、さまざまな要求性能を満足する車体構造を、CAE解析などを活用して設計しています。
内外装設計
クルマの印象を大きく左右する内外装部品を設計しています。デザインなど他部署と連携しながら、デザイン性・実用性を両立させた魅力ある製品の開発を行い、その技術範囲は部品にとどまらず、制御を含めたシステム面に広がっています。
電子設計
クルマの電子電装部品の設計・電子システム開発設計や評価・解析を担当しています。車両に搭載される電子制御部品をお客様のニーズに適合するように基本計画から詳細設計、プロジェクトマネジメントまで一貫した開発を行っています。
コネクテッド・AD/ADAS開発
CASEの”Connected”と”Autonomous”を開発しています。 IoTテクノロジーやAI、クラウド技術を用いて、クルマと人々をサービスでつなぐIVIやテレマティクス部品開発と、最先端のセンシングおよび制御技術を駆使して自動運転や運転支援システムの開発を担っています。
シャシー設計
クルマの基本である「走る」「曲がる」「止まる」の運動性能や音振性能の計画、及び部品の設計・解析・レイアウト・CADデータ作成を通し、お客様に楽しさと安心感を提供できるクルマ作りに貢献しています。
パワートレイン設計
クルマの心臓部であるエンジンとその動力を車輪に伝える駆動部品を性能計画からパッケージング、CAEによる解析、プロジェクトマネジメントまでトータルな開発を行っています。
電動パワートレイン設計
日産の電動車両の走りに欠かせない「リチウムイオンバッテリー」や「走行モーター」の設計を担っています。私たちの技術で、全世界に電気の力で動くクルマの魅力を創り出しています。
開発サポート(認証)
各国向け認証資料の作成などの開発サポート活動を通じ、日産グループが世界中のマーケットへクルマを投入することを可能にしています。
社員インタビュー
CAD技術開発推進
世界中の日産車開発に必要なCADデータ(部品形状、図面)を車体設計、内外装設計と共に作成しています。さらに、最新CAD技術の調査・開発・適用により「CADデータ活用による開発業務の改善」を行っています。
車両解析(CAE)
開発初期段階から、多様なCAEソフトを適用して、シミュレーションを用いた仮説検証を行っています。性能向上やコスト・質量を最小限に抑えるための提案をして、いち早く性能のよいクルマをお客様へお届けすることに貢献しています。
デジタル生産技術
高品質な車両を高い効率で量産するための生産技術サイマル業務を行っています。生産の各工程(プレス、車体、塗装、樹脂、組立)にて、安定した品質と、人に優しくかつ高付加価値な作業を実現するための構造設計・工程設計を、設計部署と連携して具現化しています。
社員インタビュー
車両実験
お客様の期待を超える車両性能を実現するため、開発の最終工程としてクルマを作り込んでいます。技術的アプローチと巧の技で、全性能を磨き上げ調和させることに貢献しています。
電子実験
自動車の機能を支える電子技術は、EV/e-POWER、ProPILOTなど、ますます複雑になっています。私たちは製品開発の早い段階から、試作品や試作車を活用して実験評価を繰り返し、安心してお客さまに使っていただける新型車を提供しています。
パワートレイン実験
エンジン・EV用モーター・ドライブトレインに代表されるパワートレイン領域の各性能や耐久信頼性、車両動力性能、車両排気性能などを実験評価・解析を行い、お客様に信頼され、走る喜びを感じていただける最高の品質のクルマに仕上げることに貢献しています。